ガーデニング用語集 (は)
バーク(ばーく)
樹皮のこと。砕いたものをバークチップという。
未発酵のバークチップは鉢や花壇の土隠しとして使われる。また、バークチップを発酵させて腐らせたものをバークチップ堆肥といい、通気性と排水性に優れているので、土壌改良などに利用する。
パーゴラ(ぱーごら)
つる植物を絡ませる棚状の枠。庭や軒先に作り、日陰をつくる役割も果たす。藤棚もパーゴラの一種。
バーミキュライト(ばーみきゅらいと)
蛭石(ひるいし)を高温で焼いた人工用土。保水性、通気性、排水性、保肥性に優れ、無菌の土なので土壌改良材やタネまき、挿し芽の用土に使われる。
パーライト(ぱーらいと)
真珠石を急激に焼いて作った人工用土。軽くて多孔質で、通気性、保水性、排水性に優れているので土壌改良材やハンギングバスケットの培養土に使われる。赤玉土や鹿沼土などベースとなる用土に混ぜて使う。
ハイドロカルチャー(はいどろかるちゃー)
ハイドロは水、カルチャーは栽培を意味する。土の代わりに、粘土を焼いて作られた多孔質の人工土、ハイドロボール(発泡煉石)などを使って植物を栽培する方法。水耕栽培ともいう。
培養土(ばいようど)
植物の栽培用に、赤玉土や腐葉土などがブレンドされた土。鉢花用、観葉植物用など、植物に合わせて選ぶことができる。
葉挿し(はざし)
葉を切り取って下端を土に挿し、根付かせること。
植物のふやし方のひとつ。
鉢上げ(はちあげ)
苗床から鉢に植え替えること。庭植えの植物を鉢植えにすることもいう。
鉢底石(はちぞこいし)
用土を入れる前、鉢の底に入れる軽い石。水はけをよくするのが目的。
発泡煉石(はっぽうれんせき)
粘土状の土をこね、粒状にして高温で焼いたもの。
レカトン、ハイドロボールともいう。
多孔質で、球根の水栽培やハイドロカルチャーの植え込み材として使われる。
花がら摘み(はながらつみ)
花が咲いた後、散らずに残った花弁や花を摘み取る作業。結実しないようにすることで、次の花を元気に咲かせる。そのままにしておくと、病気や害虫の原因になることもある。
葉水(はみず)
葉に水を散布すること。葉についたホコリや汚れを洗い流し、株まわりの空中湿度を高める働きがある。また裏側に葉水をするとハダニを防ぐことができる。
葉焼け(はやけ)
強い直射日光が当たって、葉が部分的に枯れること。真夏、鉢植えの植物に起こりやすい。
半日陰(はんひかげ)
一日のうち、3~4時間だけ日が当たるか、木漏れ日が当たる程度の状態や場所。
ピートモス(ぴーともす)
寒冷地の湿地地帯の水ゴケが長年堆積して半ば腐ったものを乾燥させ砕いたもの。腐葉土と似た性質で、通気性や保水性、保肥性を高めるために土壌改良材や基本用土に混ぜて使われる。強酸性だが中性に調整されたものもある。
一重咲き(ひとえざき)
花びらが一重の状態のこと。幾重にもなったものは八重咲きという。
肥料(ひりょう)
土に欠乏しやすい養分を補うもの。チッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)など、植物が生長するのにたくさん必要とする要素を補給するもの。
斑入り(ふいり)
葉の一部の組織で葉緑素が欠け,白や黄色など2色以上の筋やまだら模様が入っていること。このような葉を持つ植物を斑入り植物と呼ぶ。
腐葉土(ふようど)
広葉樹の落ち葉を積み上げて発酵させたもの。通気性,保水性、排水性に優れているので、土壌改良材や培養土に使われる。
プランター(ぷらんたー)
植物を栽培する容器。プラスチック製で長方形のものを指すことが多い。
ブロッチ(ぶろっち)
花の中央に円形に表れる模様。バンジーやポピーなどによく見られる。
分球(ぶんきゅう)
球根が子孫である子球を作り、それが分かれて、ひとつの新しい個体になること。球根の一般的なふえ方。球根を人為的に切り分けてふやすことも含む。
苞(ほう)
蕾を保護するために包んでいる葉のようなもの。
なかにはポインセチアの赤くなる苞や、ハナミズキやカラーなどの花のように見えるものなど美しいものもある。
ほふく性(ほふくせい)
茎がつるになり、地表面に沿って伸びること。


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