お花の教室:切り花初級編 第2回 お花を長く楽しみましょう
   
お花を長くたのしむには...
今回はオーニソガラムガーベラでの実践編です
   
(1)お手軽に長く楽しむ
オーニソガラムを使ってお花を長く楽しみましょう
右の写真は
オーニソガラム・シルソイデスというお花です(名前がチョット変?)
周年出回っているお花なので季節をとわず楽しめます
オーニソガラム・シルソイデス
ところがこのお花 実はスゴイんです!
うまくすれば1ヶ月は咲いています

写真では下の方にしか花がついていませんが,上の方のツボミまで咲きあがっていきます
硬いツボミは咲かない切り花も結構あるんですが、この花は違います

だからこの花を買えば長くお花を楽しむことができます
ちょっとしたコツさえ押さえておけば...
ちょっとしたコツ
どんどん花が咲いていきますが、同時に先に咲いた下の方の花がダメになっていきます
ダメになった花は取ってしまいましょう
(これはダメになった花にいってしまう栄養分を新しい花にまわすためです)
全般的に言えることですが、暖房の効いたところだとお花は早く咲き終わってしまいます
また、エアコンなどの風も苦手です
できるだけ、涼しくてエアコンの風が直接当たらない場所に飾りましょう
お花の水はコマめにとりかえましょう(できれば毎日!)
また花瓶などは洗剤できれいに洗ってください
(これは雑菌によりお花がダメージを受けるのを防ぐためです)
*市販の切り花延命剤を使えば,水かえは1週間に1度位でいいので便利です
   
(2)水あげをして長く楽しむ
ガーベラを使ってお花を長く楽しみましょう
ガーベラも周年出回っているお花です
ガーベラ

ガーベラを買って来たら、まず茎の先端を確認します
●茎の先端が茶色っぽい → [1]へ
●茎の先端はきれいに切られている → [2]へ

[1] 茎の先端が茶色っぽいのは、お花屋さんのバケツの水につかっていた部分がそのまま残っているからです
先端をきれいにしてあげましょう
茎の先端をよく切れるハサミで斜めに切ります(1~2cm位切る)
できれば花用のハサミがいいです
なお、フローリストナイフというお花用のナイフで斜めにスパッときるとなお結構
そして花瓶等にいけます
[2] そのまま花瓶等にいけます
しばらく飾っておいて、「お花の元気がなくなってきたな?」と思ったら、[1]の方法で茎の先端を再度斜めに切ってあげます
また元気になりますよ

これは「切りもどし」という水あげの方法です
実はガーベラにはもっといい水あげの方法がありますが、それは後ほどご紹介します

またガーベラは特に茎が傷みやすいので、オーニソガラムのところでも書きましたが
水は毎日替える(切り花延命剤を使う場合は1週間に1回程度でOK)
花瓶等は洗剤でよく洗う
を守ってください


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